REPORT

試合中の日本代表

電動車椅子サッカー日本代表エキシビションマッチ〜横浜F・マリノスカップ 第18回電動車椅子サッカー大会

日本代表
2023.04.09

FIPFA Powerchair Football World Cup 2023に参加する日本代表チームは、4月8日(土)~9日(日)開催のお「横浜F・マリノスカップ 第18回電動車椅子サッカー大会」にゲスト出場し、横浜F・マリノスカップ選抜チームおよび同大会優勝・準優勝チームとのエキシビションマッチを行いました。

この大会は2020年1月の第17回大会以降、コロナ禍により中断し、昨年11月の番外編イベントを経て約3年ぶりの開催となりました。観客席と動線を区切った有観客での久しぶりの試合となり、神奈川県下のチームを中心とした6チームによるレベルの高い試合が繰り広げられました。代表選手は、2022年に行われた3回の候補合宿で全国から選考された8名。エキシビションとして行った2試合は、他チームや観客の注目の中、緊張感のある試合となりました。1勝1敗の結果となり、2023年10月に開催が迫るワールドカップに向け、気持ちが引き締まる貴重な実戦の機会となりました。

電動車椅子サッカー日本代表チーム

大会概要

主催:
横浜マリノス株式会社/一般社団法人F・マリノススポーツクラブ

会場:
神奈川県立スポーツセンター「スポーツアリーナ2」

大会形式:
「10km/h カテゴリー」で大会を実施

参加チーム:
Yokohama Crackers(神奈川県)/YOKOHAMA BayDream(神奈川県)
Yokohama Red Spirits(神奈川県)/金沢ベストブラザーズ(石川県)
FCクラッシャーズ(長野県)/SFCデルティーズ(静岡県)

ゲスト出場:
パワーチェアーフットボール日本代表(エキジビションマッチ)

試合結果:
(エキシビションマッチ)
日本代表チーム 2-1 横浜F・マリノスカップ選抜チーム
日本代表チーム 1-2 優勝・準優勝チーム

監督・選手コメント

近藤公範 監督(日本代表監督)

第18回横浜F・マリノスカップに招待していただき、ありがとうございました。たくさんの応援で日本代表チームに勇気を与えていただきました。みなさんの応援に応えるべく、ワールドカップベスト4に向けて、全力で取り組んでいきますので、ご声援をお願いします。

内海恭平 選手(日本代表キャプテン)

横浜F・マリノスカップ 第18回電動車椅子サッカー大会にエキシビションという形で日本代表は出場させていただきました。このような機会をいただけ嬉しく思います。久しぶりに有観客の中試合ができ、多くの方に観戦や声援をいただきました。10月にオーストラリアで開催される2023 FIPFA World Cupで、ベスト4以上の成績を掴むため、昨年10月に日本代表チームが正式に始動しました。近藤監督のもとチーム一丸となり、まだ見たことのないベスト4以上という景色をワールドカップで、全員で見たいと思います。ご声援、よろしくお願いいたします。

三上勇輝 選手(日本代表副キャプテン)

この度、横浜F・マリノスカップにエキシビションとして日本代表チームが参加させていただけたことにより、本番のような緊張感のある試合をワールドカップ前に経験できたことで、私たちのストロングポイントとウィークポイントが明確になりました。残り半年という期間で、この経験を成長と改善に繋げ、ベスト4以上を目指して練習に邁進していきます。今回ご尽力いただいたマリノスさん、ジヤトコさん、関係者の皆さんに心から感謝いたします。また大会中、サポーターや関係者の皆さんに声援をいただき本当に励みになりました。ありがとうございました。

塩入新也 選手(日本代表副キャプテン)

10月に行われるFIPFA Powerchair Football World Cupに向けて、合宿やオンラインミーティングを重ねて取り組んでいます。私は3回目のワールドカップ出場になりますが、世界で戦う厳しさを経験した一選手として、この日本代表チームに貢献するだけでなく、伝えて繋いでいく思いです。そして、今ワールドカップに向けて候補合宿から切磋琢磨してきた仲間の思い、それを取り巻くサッカーファミリーの期待に応えられるよう、全力でプレーしてきます。最後に、この最高なメンバーで、最高の結果で日本に帰って来られるように、最後まで応援宜しくお願い致します。