JIFFまぜこぜウォーキングフットボール2023
世界自閉症啓発デーにあわせて
JIFFまぜこぜウォーキングフットボールイベントを開催
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、4月2日(日)に東京都調布市にある武蔵野の森総合スポーツプラザで、障がいの有無や種別に関係なく一緒にウォーキングサッカーを楽しむ「JIFFまぜこぜウォーキングフットボール」を開催しました。
このイベントは、4月2日の「世界自閉症啓発デー」にあわせて、自閉症のみならず障がいや難病のある方やLGBTなど、多様な人たちと共に「まぜこぜ」で楽しむ機会づくりとして毎年一般社団法人Get in touchを中心に国内で開催されている『Warm Blue キャンペーン』の一環として実施しており、JIFFは本キャンペーンに設立初年度2016年から8年連続で参加しています。
イベントには、東京都インクルーシブ連携会議に参加するメンバー(東京都内の障がい者サッカーチーム、Jリーグクラブ、Fリーグクラブ、WEリーグクラブ、なでしこリーグクラブ等)や、JIFFパートナー企業の皆様らの協力も得て、76名の方にご参加いただきました。会場に集まった全員が「世界自閉症啓発デー」のテーマカラーである「青」を身につけて、「まぜこぜウォーキングフットボール」「ブルーフォト撮影」「ブルーフラッグづくり」「キフティング」の4つのプログラムを楽しみました。
まぜこぜウォーキングフットボール
障がいの有無や種別、年齢や性別、サッカー経験の有無など関係なく混合チームをつくりウォーキングフットボールの試合を行いました。初めて会う人たち同士も互いを理解し合いながら、チームで協力してゴールを目指す様子が見られました。またゴールが入った時にはそれぞれのチームで決めたゴールパフォーマンスが実施され、笑顔あふれる時間となりました。
ブルーフォト撮影
JIFFのバックボードの前や会場の「青」装飾のまわりで、バナーや風船を持ってみんなで写真を撮りました。世界自閉症啓発デーの普及啓発の一環として、ハッシュタグをつけてSNSで発信していただくなど、参加された皆様に情報発信へのご協力をいただきました。
ブルーフラッグ作り
公益財団法人日本サッカー協会(JFA)社会貢献委員長でアーティストの日比野克彦さんに下絵を描いていただき、イベント当日参加者みんなで様々なイラストや文字を加えながら青いフラッグを完成させました。ひとつのものをみんなで作り上げることで、より一体感が生まれました。
キフティング
キフティング(リフティングの回数×10円を寄付する企画)では、ウォーキングフットボールの試合の合間に、多くの方にチャレンジしていただき11,424円が集まりました。寄付金は特定非営利活動法人東京都自閉症協会に全額寄付いたします。
今回のイベントでは、参加者の多くの方々に運営サポーターとしてもご協力頂き、準備や片付けを一緒に行いました。イベントを共に作り上げることで、参加者間の交流も深まり、一緒に達成感を感じることができました。
このイベントを通して、今年も多くの方に「世界自閉症啓発デー」について知っていただくことができ、また障がいのある人とない人が一緒に活動する機会となることで、インクルーシブな環境づくりについてみんなで考える機会となりました。
JIFFはこうした活動を続けながら、これからも「サッカーを通じた共生社会づくり」に取り組んでいきます。