第17回 ロービジョンフットサル日本選手権
CA SOLUA葛飾が初優勝!
NPO法人日本ブラインドサッカー協会は2023年1月7日(土)、墨田区総合体育館(東京都)で「第17回ロービジョンフットサル日本選手権」を開催しました。試合は3チーム出場の総当たり戦で、CA SOLUA葛飾が2勝0敗で日本選手権初優勝を果たしました。大会MVPはCA SOLUA葛飾の松本光平選手が受賞しました。会場ではロービジョンフットサル日本選手権過去最多の観客数となる85名の方にご観戦いただきました。
また試合前には、清水和也選手(フウガドールすみだ)およびロービジョンフットサル日本代表の金川武司監督によるフットサルクリニックを開催し、小学生26名が参加しました。
大会結果
最終順位
優勝:CA SOLUA葛飾
準優勝:FC SFIDAつくば
第3位:CLUB VALER TOKYO
MVP
松本光平選手(CA SOLUA葛飾・背番号2)
優勝チームコメント
岩田朋之主将(CA SOLUA葛飾)
本日の2試合を通じて、チームとしてずっと継続して取り組んできたことが、ようやく形になったと感じられました。2018年にCA SOLUA葛飾を設立後、日本選手権には毎年出場していますが、なかなか優勝できず、今回初めて優勝することができました。私や、大平選手、篠瀬選手など、設立当初から出場し続けている選手と、新たに加入した松本選手、クラブで行っていた普及活動を通じて加入した西選手や伊藤選手など若い選手も含めて、皆で一緒に戦えた中で優勝することができ、クラブとして継続して取り組んできたことが形になりました。
また、日頃クラブが活動している吉川市の地域の皆さまや、応援いただいている企業の皆さまなど、応援の輪が広がってきているので、皆さまに応援いただきながら、今後も大会出場・普及活動を継続し、地域の人たちも、自分たちも、皆で輝いていられるよう活動していきたいです。また日本代表強化指定選手が多く在籍していることから、今年は「ソルアから世界へ」という言葉をクラブの合言葉にしています。日々の活動がそのまま日本代表の活動、そして世界にも繋がっていくと考えているので、ソルアでのトレーニング一つひとつを大事に取り組んでいきます。
私個人としては、今年の世界選手権に出場することができたら、自身5度目の国際大会出場となります。過去の自分と比較し、一番良い状態で大会に臨める自信もあります。今回日本選手権で2得点を挙げることができ、幸先の良いスタートが切れたので、世界選手権でも得点や守備でチームに貢献し、これまでで一番良い結果を日本代表チームで出せるよう、取り組んでいきます。
大会概要
大会名:第17回 ロービジョンフットサル日本選手権
主催:NPO法人日本ブラインドサッカー協会
日程:2023年1月7日(土)
会場:墨田区総合体育館(東京都墨田区錦糸4-15-1)メインアリーナ