JIFFまぜこぜウォーキングフットボール
世界自閉症啓発デーにあわせて開催
障がいの有無に関係なく、みんな笑顔でウォーキングフットボール
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、4月2日(土)に武蔵野の森総合スポーツプラザで、障がいの有無や種別に関係なく一緒にウォーキングサッカーを楽しむ「JIFFまぜこぜウォーキングフットボール」を開催しました。
このイベントは、4月2日(土)の「世界自閉症啓発デー」にあわせて、自閉症のみならず障がいや難病のある方やLGBTなど、多様な人たちと共に「まぜこぜ」で楽しむ機会づくりとして毎年一般社団法人Get in touchを中心に国内で開催されている『Warm Blue キャンペーン』の一環として実施。JIFFは本キャンペーンに2016年から7年連続で参加しています。
イベントには、東京都インクルーシブ連携会議に参加するメンバー(東京都内の障がい者サッカーチーム、Jリーグクラブ、Fリーグクラブ、WEリーグクラブ、なでしこリーグクラブ等)を中心に、ウォーキングフットボールチームの協力も得て、85名の方にご参加いただきました。「世界自閉症啓発デー」のテーマカラーである「青」を身につけて、「まぜこぜウォーキングフットボール」「ブルーフォト撮影」「ブルーフラッグづくり」「キフティング」の4つのプログラムを楽しみました。
まぜこぜウォーキングフットボール
障がいの有無や種別、年齢や性別、サッカー経験の有無なども関係なく混合チームで実施し、互いに理解し合いながらチームで協力してゴールを目指す様子が見られました。
ブルーフォト撮影
JIFFのバックボードの前で、バナーや風船を持ってみんなで写真を撮りました。青いものを身につけサッカーをしていたり笑顔の写真などを投稿する「ブルーフォトキャンペーン」もSNS上で実施をしており、普及啓発のため情報発信しました。
ブルーフラッグ作り
公益財団法人日本サッカー協会(JFA)社会貢献委員長でアーティストの日比野克彦さんが、白い布に下絵を描き、参加者みんなで青いフラッグを完成させました。ひとつのものをみんなで作り上げることで、より一体感が生まれました。
キフティング
キフティング(リフティングの回数×10円を寄付する企画)では、試合の合間に21人の方にチャレンジしていただき12,210円が集まりました。寄付金は特定非営利活動法人東京都自閉症協会に全額寄付いたします。
今回のイベントでは「世界自閉症啓発デー」を初めて知った参加者や、普段障がい者と接する機会がない参加者も多くいましたが、一緒にサッカーをすると笑顔が生まれ、ピッチの外でも自然と交流する姿が見られました。
JIFFはこれからも、サッカーを通して障がいの有無にかかわらず一緒に楽しめる「サッカーを通じた共生社会づくり」に取り組んでいきます。