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日本のゴールに迫るブラジル代表リカルド選手

[マッチレポート]日本は大会4連覇中のブラジルに0-4で敗戦、次戦引き分け以上で準決勝進出へ(2021/08/30):東京2020パラリンピック競技大会 5人制サッカー

日本代表
2021.08.30

青海アーバンスポーツパーク(東京都)で開催されている「東京2020パラリンピック競技大会」5人制サッカーの予選グループリーグは8月30日(月)に2日目を迎えました。日本は第2戦でパラリンピック4連覇中のブラジルと対戦し、0-4で敗戦となりました。

 

序盤からブラジルが続けて攻撃を仕掛け、日本は守備を固めて耐える展開となりました。前半5分にはライムンド・メンデス選手に左サイドを攻め込まれると、ディフェンスを振り切ってゴールを決められます。その後もブラジルはサイドチェンジもうまく使いながら多彩に攻め込み、日本は苦しい時間が続きます。前半10分には中央から突破されGKと1対1の大きなピンチを迎えますが、GK佐藤大介選手がビッグセーブでチームを救います。さらにその後もブラジルの攻撃が続き繰り返しシュートを打たれますが、GK佐藤選手も必死のセーブを見せます。

後半に入っても、ブラジルは得意のスピードあるドリブルに加え、巧みなパスを使い何度もゴールに迫ります。後半5分、チアゴ・ダ シウバ選手にピッチ中央からドリブルで運ばれ、日本のディフェンスを破られ追加点を与えてしまいます。その後も猛攻を受けながら防いでいた日本ですが、後半16分にリカルド・アウベス選手にドリブルから強烈なシュートを決められます。さらに後半19分に日本の左サイドでフリーキックを与えると、リカルド・アウベス選手にドリブルでの巧妙な仕掛けから守備を崩され4点目を奪われます。ブラジルが強さを見せ、日本は攻撃の機会をなかなか得られないまま0-4で試合を終えました。

日本代表のディフェンスを振り切りシュートを放つブラジル代表選手

予選グループリーグは8カ国が2組に分かれて戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメント(準決勝)に進出します。世界ランク12位でパラリンピック初出場の日本は、グループAでフランス(世界ランク14位)、ブラジル(同2位、パラリンピック4連覇中)、中国(同5位、アジア王者)と対戦。Aグループ各国が2試合を終えて日本は暫定2位。明日8月31日(火)に勝ち点で並ぶ3位の中国と対戦し、引き分け以上で準決勝進出が決まります。

引き続き、応援よろしくお願いします。

 

試合結果

◯ブラジル 4-0 (前半1-0)日本●

■得点:
【ブラジル】8 ライムンド・メンデス(前半5分)、9 チアゴ・ダ シウバ(後半5分)、10 リカルド・アウベス(後半16分、19分)
■スターティングメンバー:
【ブラジル】
GK1 ルアン・ゴンサウベス
FP5 カシオ・レイス
FP8 ライムンド・メンデス
FP9 チアゴ・ダ シウバ
FP10 リカルド・アウベス
【日本】
GK1 佐藤 大介
FP3 佐々木 ロベルト泉
FP10 川村 怜
FP7 田中 章仁
FP11 黒田 智成

 

日本ブラインドサッカー協会 日本代表情報ページ

東京2020公式 試合記録ページ

NHKによる見逃し配信

 


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