インクルーシブフットボールフェスタ茨城2020
ダイジェスト映像
日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、2021年3月6日(土)に開催したオンラインイベント「インクルーシブフットボールフェスタ茨城2020」のダイジェスト映像をJIFF公式YouTubeに公開いたしました。当日の様子をショート版(約2分)、ロング版(約6分)の2種類にてまとめております。ぜひご覧ください。
ダイジェスト〈ショート版〉
ダイジェスト〈ロング版〉
レポート
日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、2021年3月6日(土)に「インクルーシブフットボールフェスタ茨城2020」をオンラインで開催しました。本イベントは、障がいの有無等に関わらず混ざり合える共生社会の実現に向け、サッカーを通じて障がい児・者と健常児・者との相互理解の機会をつくることを目的としており、茨城県内では初開催となりました。
茨城県サッカー協会に主管委託し地元企業18社の協賛や、鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック、つくばFC、地元の障がい者サッカーチームおよび選手等の協力を得て開催が実現しました。なお、都道府県サッカー協会が主管団体となるのは、同イベントでは初めてのことです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年ほど延期となりましたが、オンラインプログラムとして無事に開催し、参加者・見学者をあわせて115名にご参加いただきました。
イベント最後の集合写真撮影の様子
当日はJIFF北澤豪会長や各協力クラブのコーチ陣、地元のアンプティサッカー(切断障がい)、知的障がい者サッカー、ブラインドサッカー(視覚障がい)、デフサッカー(聴覚障がい)の選手等が出演者となり、茨城県内のかみす防災アリーナから様々なコンテンツを配信しました。
前半はダンスで始まり、鹿島アントラーズと水戸ホーリーホックのコーチが考案した、タオルや風船を使ったアクティビティを実施。出演者からの説明をもとに、参加者は自宅などそれぞれの場所でチャレンジし、一緒に楽しみました。同じ動きが難しい参加者には別の提案をするなど、個々にサポートできるようオンライン上にコミュニケーションコーチと手話通訳も配置。北澤会長をはじめ出演者も参加者の様子を見て声をかけ、リモートでも交流をはかり、繋がりを感じていました。
後半は各障がい者サッカー競技の紹介を交えながら、障がい者サッカー選手等のPKや、まぜこぜチームでのウォーキングサッカーの様子を配信しました。今回は参加者が一緒にまぜこぜのサッカーを実施することはかないませんでしたが、様々な違いがあっても混ざり合い一緒に楽しむ様子を見ていただくことで、感じていただけたのではないかと思います。参加者からは拍手や歓声もあがっていました。
今回茨城で初開催し、「混ざり合うきっかけ」を増やしていく大切さをあらためて感じました。また、オンライン開催であってもそのきっかけは作れるということも大きな収穫だったと思います。
趣旨に共感しご協賛・ご協力をいただいた皆さま、ご参加いただいた皆さまに感謝いたします。
JIFFはこれからもサッカーを通じ、誰もが、いつでも、どこでもスポーツを楽しめる環境づくりを目指し活動していきます。
参加状況
参加者:104名
見学者:11名
合計:115名
主催
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)
主管
公益財団法人茨城県サッカー協会、同インクルーシブ委員会
後援
茨城県・茨城県教育委員会 、茨城県特別支援学校校長会、神栖市、公益財団法人日本サッカー協会、公益社団法人日本プロサッカーリーグ、筑波技術大学
協力
鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック、つくばFC、IDFC(茨城県デフフットボールクラブ)、Avanzareつくば、Derroto Saber 茨城、FCアウボラーダ ほか
協賛
東京海上日動火災保険株式会社、関彰商事株式会社、株式会社長寿荘、木内酒造合資会社、茨城三菱自動車販売株式会社、有限会社岡野印刷、株式会社近畿日本ツーリスト首都圏、株式会社ゲンキ、株式会社幸和義肢研究所、株式会社タイヨー、有限会社三浦建工、三菱パワー株式会社、水戸ヤクルト販売株式会社、みなと運送株式会社、明治安田生命保険相互会社水戸支社、神栖旅館業組合、流通経済大学、神栖市サッカー協会
支援団体
日本財団HEROs
以上