INASグローバルゲームズ2019ブリスベン（知的障がい者フットサル）試合結果

日本代表

2019.10.17

INASグローバルゲームズ2019ブリスベン

主催：国際知的障害者スポーツ連盟（INAS）
日程：2019年10月12日（土）〜19日（土）
場所：オーストラリア・ブリスベン
組み合わせ：【グループA】フランス／ポーランド／オーストラリア
【グループB】ポルトガル／ロシア／サウジアラビア／日本
大会公式HP： https://gg2019.org/（英語）

※JIFF公式サイトでの紹介ページはこちら

最終順位

優　勝：ポルトガル
準優勝：サウジアラビア
３　位：フランス
４　位：ポーランド
５　位：ロシア
６　位：日本
７　位：オーストラリア

コメント（大会を終えて）

キャプテン・野﨑将智選手

悔しさが大きいです。前大会に比べると得点数が増えてきましたが、まだまだ足りない部分が多く感じました。この経験を活かしてさらに力を磨いていきたいです。

徳丸舜選手

個人的にはとても悔しいですが、最後の試合でチームが1つになって闘えたので、体力的・精神的にきつい場面でも勇気もってプレーでき、試合を楽しむ事ができました。悔しいよりもやりきった気持ちが強いです。このチームで闘えて良かったし、また4年後さらに力をつけて戻ってきます！ありがとうございました！

木村純一監督

選手は初めて合宿に来たときより、プレー面でも生活面でもすごく伸びました。ただ、結果を見た時に世界との差はあるので、選手たちには、その差を埋めていかないといけないという話をしました。選手たちにとっても、ここで気づけたということがすごく大きいと思います。
1試合目は世界チャンピオンのポルトガルが相手だったので、自然と立ち向かっていきました。2試合目以降も、立ち向かっていかないと何もできずに終わってしまうので、上手い選手であってもボールを獲りに行った方が相手にプレッシャーがかかるとか、自分たちがボールを持ったらゴールを目指した方が相手が嫌がると感じて、立ち向かって行けたかなと思います。

グループステージ試合結果

10月13日（日）第１戦

ポルトガル 10-1 （前半7-0）日本（グループB）
■日本の得点：吉川圭祐
■日本の先発メンバー
GK18 岡本一希
FP2 佐藤快
FP3 徳丸舜
FP9 利根川優輝
FP10 澤田偲努

吉川圭祐選手コメント
初めての世界大会でした。前回優勝のポルトガルは大きくてテクニックも凄くて驚きました。できたことは、全力でプレーできたことと、自分が一点取れたことです。とても嬉しかったです。

澤田偲努選手コメント
試合前までは勝つという強い気持ちをのぞみました。いざ、対戦してみると相手の決定力がすごくて驚きました。できたことは、守りも攻めを一生懸命できたことです。自分のドリブルと体の強さが海外の選手にも通用するんだと自信がつきました。明日はもっとその自分の良さを出していきたいです！

《その他の試合結果》
オーストラリア 1-19 フランス（グループA）
ロシア 5-6 サウジアラビア（グループB）

10月14日（月）第2戦

日本 3-7（前半1-2）ロシア（グループB）
■日本の得点：
澤田偲努（前半6分、後半10分）
佐藤快（後半16分）
■日本の先発メンバー：
GK1 野﨑将智
FP2 佐藤快
FP3 徳丸舜
FP9 利根川優輝
FP10 澤田偲努

野﨑将智選手コメント
昨日の試合負けてしまい、今日は気持ちを切り替え、始めから声を出しフィールドと連携し、先制点取り勝てると思っていたところ、ロシアの勢いに負けて同点打を浴び、逆転され、気持ちに焦りが出てしまいました。後半は何度もチャンスがあったけれど上手くいかせず、ロシアの流れのまま試合が進み、ロシアとの力の差を感じてしまいました。明日のサウジアラビアは強豪国ですが、勝つ気持ちで臨み、勝ち点3を取りに行きます。

佐藤快選手コメント
自分たちが先制して良い雰囲気の中やれていましたが、同点にされてしまい相手が勢いづいて逆転されてから、立て続けに2点3点取られて、チームとしてうまく修正できなかったことがすごく悔しいです。良かったところ、悪かったところをもう一回チームと話し合って明日のゲームではもっと良いスコアを目指して頑張りたいと思います。

《その他の試合結果》
フランス 7-3 ポーランド（グループA）
サウジアラビア 9-9 ポルトガル（グループB）

10月15日（火）第3戦

日本 5-14（前半3-4）サウジアラビア（グループB）
■日本の得点：
澤田偲努（前半4分）
吉川圭祐（前半9分）
徳丸舜（前半14分、後半２分、13分）
■日本の先発メンバー：
GK1野﨑将智
FP2佐藤快
FP3徳丸舜
FP8吉川圭祐
FP10澤田偲努

徳丸舜選手コメント
強豪国のサウジアラビア相手に前半は互角に闘えて、ハーフタイムに後半は前からプレスを掛けて点を取りに行こう！と全員で決め後半挑みましたが、途中から足が止まり1対1で突破されたりカウンターで失点が重なり大差で負けはしたけど、攻め続けた結果であって闘う気持ちも強く持てていたので収穫も有ったのかなと思います。残り2戦、油断せず闘い続け絶対勝ちます！　体張ります！

岡田秀太選手コメント
今日の試合は絶対に勝つんだという気持ちでチーム一丸となって闘いました。そんな中で先にゴールを取れて幸先はよかったけれど、その後の試合運びが少しうまく行かなかったなと思いました。グループリーグ勝てなかった悔しさを忘れず、明日から始まる順位決定戦、絶対に勝って終われる様にまた頑張りたいと思います。

《その他の試合結果》
ポーランド 21-6 オーストラリア（グループA）
ポルトガル 7-4 ロシア（グループB）

グループ順位

グループA

１　位：フランス
２　位：ポーランド
３　位：オーストラリア

グループB

１　位：ポルトガル
２　位：サウジアラビア
３　位：ロシア
４　位：日本

グローバルゲームズ2019でのフットサル日本代表の様子

写真提供：日本知的障がい者サッカー連盟

順位決定戦・決勝トーナメント

10月16日（水）順位決定戦

日本 12-5（前半7-3）オーストラリア
■日本の得点
吉川圭祐（前半1分、15分、後半8分）
佐藤快（前半7分、11分、19分）
徳丸舜（前半9分、後半17分）
利根川優輝（前半19分、後半12分）
中村海斗（後半6分）
澤田偲努（後半18分）

■日本の先発メンバー
GK18岡本一希
FP3徳丸舜
FP7岡田秀太
FP8吉川圭祐
FP10澤田偲努

利根川優輝選手コメント
今日は序盤に決定的なシュートを何本もはずしてしまっていい流れで決めきれなかったのが残念でした。前半の終わりに自分自身の初ゴールを決められたこと、2点目もしっかりキーパーの位置を見て蹴れたことが嬉しかったです。改善点としては、攻め急ぎ過ぎて相手にカウンターを受けて失点したこと、これからはしっかりと回りをみて落ち着いてプレーできるようにしたいです。明日のロシア戦に向けて戦う気持ちそして日本の誇りを胸に全力を出しきって走りかって勝ちたいと思います。

岡本一希選手コメント
今回は40分フル出場できましたが、止められるボールに対してポジショ二ングが悪く、失点を重ねてしまいました。明日のロシア戦では、そのズレたポジション二ングを（修正）して、失点を減らしたい事と、ゲーム中に声が出なかったので、それも試合にぶつけたいと思います。

10月17日（木）順位決定戦・準決勝

日本 2-4（前半0-1）ロシア
■日本の得点
徳丸舜（後半2分）
佐藤快（後半18分）

■日本の先発メンバー
GK1野﨑将智
FP2佐藤快
FP3徳丸舜
FP8吉川圭祐
FP10澤田偲努

野﨑将智選手コメント
予選で経験した事を選手同士で話し合い、今回臨みました。前半はOGで先制されてしまいましたが相手に隙を与えない守備でいい流れでした。後半もいい流れで同点打までいきましたが、相手のテクニックで守備を崩され流れが相手のまま終わってしまいました。

徳丸舜選手コメント
1度負けた相手にリベンジのチャンスでしたが、後一歩もう半歩の差で負けてしまいました。前半は0ｰ1と点差では負けていましたが、しっかりチャレンジしてボールを奪いに行く！　シュート体制に入ればスライディングする！　当り負けしない！　すべてに置いて今までで１番いい入りだと思いました。後半、相手の足が止まり一度同点に追い付いたけどゴールへの執着心シュートの意識で差が出たのかなと思います。

グローバルゲームズ2019