【御礼】2020年度JIFF手話通訳費用補助制度への寄付のご報告
JIFF
2021.05.07
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)と連携し、JFAまたは47都道府県サッカー協会が主催するサッカー・フットサルの指導者講習会および審判講習会へ聴覚障がい者が参加しやすいよう、講習会主催者に対して手話通訳費用を補助する「JIFF手話通訳費用補助制度」を設けています。本制度は、障がい者のスポーツ参加を応援する方々からの寄付で一部資金がまかなわれ、運用されています。インターネット上(Yahoo!ネット募金)で寄付を募っており、2020年度は136名から、85,194円の寄付をいただきました。皆さまからのご支援に、厚く御礼申し上げます。
JIFF手話通訳費用補助制度について
これまで、聴覚障がい者が講習会等に参加するには、主催者は予算的な問題で手話通訳者を手配することが難しく、参加を断念するか、自ら手話通訳者を手配するか、手話通訳者なしで参加する状況でした。ライセンス獲得を目指す聴覚障がい者の経済的負担を取り除き、誰もが同様に講習会へ参加できるよう、JIFFでは2018年6月から本制度の運用を開始しました。これまで2018年度は6事業、2019年度は2事業で活用されましたが、2020年度はコロナ禍の影響もあり制度の活用は0件となりました。2020年度にいただいた寄付金は今後の制度活用時に使用させていただきます。
JIFFは、今後もJFAと連携し、障がい者の指導者講習環境の整備を行い、強化・普及を推進するとともに、障がいの有無に関わらず誰もがスポーツの価値を享受し、一人ひとりの個性が尊重される共生社会の実現に貢献していきます。
以上