知的障がい者サッカー/フットサル
知的障がい 特定非営利活動法人 日本知的障がい者サッカー連盟どんなサッカー?
知的障がい者がプレーするサッカー
全国に特別支援学校・学級網が発達していること、サッカーの面では国体の後に開催される全国障害者スポーツ大会の競技種目となっていることから、全国に広く発達している競技です。全国障害者スポーツ大会を契機に取り組みが開始する都道府県も少なくありません。日本国内においては約5,600名のプレイヤーがおり、それぞれの力量により楽しんでいます。ルールは皆さんがご存知のFIFAサッカールールと全く同じですが、発達障がいの程度により試合時間が30分ハーフになることもあります。国際試合などは45分ハーフで戦います。激しい攻防やスピードに乗ったドリブルなど見どころはたくさんあります。知的障がい者は「ひたむき」なサッカーをします。いわゆる汚いプレーがほとんどなく、心洗われる爽やかさがあるサッカーです。
どんなルール?
知的障がい者サッカー
(FIFA推奨は長さ105m×幅68m)
国内の公式大会出場時は、都道府県・政令指定都市発行の療育手帳の取得が必要。国際大会出場時は、知的障がいを証明する書類(臨床心理士、公認心理士、精神科医、行政が発行したもの)に加え、IQ検査サマリーシートなど多数の書類の提出が必要。ポジションによる差異はない。
その他:競技形態は通常のサッカーと同じ。コミュニケーションや戦術理解、判断力などの指導に工夫が必要。
知的障がい者フットサル
国内の公式大会出場時は、都道府県・政令指定都市発行の療育手帳の取得が必要。国際大会出場時は、知的障がいを証明する書類(臨床心理士、公認心理士、精神科医、行政が発行したもの)に加え、IQ検査サマリーシートなど多数の書類の提出が必要。ポジションによる差異はない。
その他:競技形態は通常のサッカーと同じ。コミュニケーションや戦術理解、判断力などの指導に工夫が必要。
More DATA(2019年3月集計)
ライセンス制度
ライセンス制度
登録制度
知的障がい者サッカー女子日本代表
知的障がい者フットサル日本代表
主な大会
Virtusサッカー世界選手権大会が、1994年にオランダで初めて開催され、2002年日本開催の際、日本は初出場しました。FIFAワールドカップ開催年に行われる4年に1度の祭典で、この世界選手権を「もうひとつのワールドカップ」と呼んでいます。
知的障がい者アスリートが集まる総合大会で知的障がい者版パラリンピックのイメージです。4年に1度開催され、日本は2015年から知的障がい者フットサル日本代表チームを派遣しています。
知的障がい者がすべてのレベル(競技からレクリエーションまで様々な段階)のスポーツ活動に参加する権利を保障すること、およびスポーツによる知的障がい者自身の成長と地域社会との交流(社会参加推進)の促進を目的として、1986年にオランダで設立されました。2000年の時点で、正式加盟国は60の国と地域、準加盟国は26の国と地域におよぶ、知的障がい者のスポーツ振興、講習会やセミナーの開催、国際競技規則の確立、記録の管理、知的障がい者の社会参加推進などさまざまな活動に努めています。
Virtus公式WEBサイト:https://www.virtus.sport/
- 全日本選手権
- 地域トレセン対抗戦
- 全国知的障害特別支援学校高等部サッカー大会
(もうひとつの高校選手権)