CPサッカー
脳性まひ 一般社団法人日本CPサッカー協会どんなサッカー?
脳性まひ選手のために考案された7人制サッカー
CPサッカー(脳性まひ者7人制サッカー)は、比較的軽度の脳性まひ選手がプレーできるように考案された7人制サッカーで、立った状態で行う脳性まひスポーツの中では唯一の団体競技です。「CP」とは英語の「Cerebral(脳からの)」「Palsy(麻痺)」の略で、脳性まひという意味。英語表記では「CP Football」とされています。フィールドが11人制サッカーより小さく、オフサイドがない、片手で下から投げるスローインが認められていること以外は、11人制サッカーとほぼ同じルールで行われます。プレーヤーの障がいは人それぞれのため、お互いの障がいを理解したプレーが求められ、チームワークがとても重要なスポーツです。さまざまな国際大会があり、世界的に盛んに行われています。世界のレベルは高いですが、未来の日本代表選手にチャンスのある競技です。
どんなルール?
FT1:重度
FT2:中度
FT3:軽度
FT1の選手を1人以上、FT3の選手は1人以内で編成します。
●スローインは片手でもボールを下から投げ入れてもよい。ただし、下から投げ入れる場合、ボールはすぐにグラウンドに接していなければならない。
●再スタートのとき、対戦相手のチームの選手は、最低7mはボールから離れる。
More DATA(2019年3月集計)
ライセンス制度
ライセンス制度
登録制度
CPサッカー女子日本代表
主な大会
IFCPF(International Federation of CP Football)CPサッカーの国際大会は、IFCPFが統括しています。IFCPFは 2015年1月1日に発足。1978年に設立された脳性麻痺、脳外傷、脳卒中のスポーツ選手のための国際的な統括団体・CPISRA(Cerebral PalsyInternational Sports and RecreationAssociation)から独立した統括団体です。 1982年に、初の世界選手権大会が開催され、1984年のパラリンピック・ニューヨーク大会で、初めてパラリンピックの正式種目となりました。1988年のソウルパラリンピックから2016年リオパラリンピックまで、正式種目として、年々、競技国数は増え、競技レベルは向上しています。残念ながら、2020・2024年のパラリンピック種目からは外れてしまいましたが、現在は、世界各地でワークショップを行ったり、男女ともにCPサッカーの普及活動を行いながら、パラリンピック正式種目への復活を目指しています。
- 世界選手権(IFCPF World Championships)
- アジアオセアニア選手権
- ワールドカップ(IFCPF World Cup)
- TOP8トーナメント
- 全日本選手権大会