アンプティサッカー
切断障がい 特定非営利活動法人 日本アンプティサッカー協会どんなサッカー?
上肢または下肢に切断障がい等のある人のサッカー
1980年代にアメリカ人の切断障がい者であるドン・ベネット氏が偶然ボールをけることにより思いつき、以降アメリカ軍負傷兵のリハビリの一環として普及が進みました。日本でのアンプティサッカーの歴史は比較的浅く、2009年末に協会が設立、その後2010年より普及活動が開始されました。普及がはじまったばかりで国内の競技人口は非常に少ない状況ではありましたが、2010年第8回ワールドカップアルゼンチン大会へ出場しました。現在、日本には全国各地に9つのアンプティサッカーチームが活動しており、競技人口も100人ほどになっています。専門器具を必要とせず、日常の生活やリハビリ医療目的で使用するクラッチで競技を行うため、足や手に障がいのある人々にとっては気軽に楽しめるサッカーです。
どんなルール?
● フィールドプレーヤーは転倒した状態でボールを蹴ることはできない。
● ゴールエリアなし、オフサイドなし、ゴールキーパー以外は自由交代
● スローインではなくキックインとなる。
● ゴールキーパーはペナルティエリアから出ることができない。
More DATA(2019年3月集計)
ライセンス制度
ライセンス制度
登録制度
主な大会
日本代表は2010年の第8回アルゼンチン大会に初出場。以降現在までに毎回出場を果たし、2014年のメキシコ大会では、決勝トーナメントに進出し、2018年メキシコ大会では、ワールドカップ過去最高順位となる10位で大会を終えました。
日本は2017年にポーランドで開催された第6回大会・6カ国対抗戦にヨーロッパ以外のチームとして初めて招待され、第3位を獲得しました。
神奈川・静岡を拠点とするTSAFCが2010年に設立されたのを皮切りとして、2011年には九州地区、2012年には関西・中部地区、続く2013年には広島において中国地区初のチーム、川崎に、さらに2014年には北海道地区、千葉にチームが設立されました。
毎年秋に開催され、国内チームが総当たり方式でチャンピオンの座を争う大会です。
毎年春に開催。2014年、西日本での普及振興を目的に、大阪の冠大会として開催されました。
2018年度(2019年年1月)より「東日本リーグ」を開催。