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日本障がい者サッカー連盟(JIFF)とは?

北澤豪
サッカーから共生社会の実現を

 本連盟が設立され9年目を迎えました。7つの障がい者サッカーの発展、JFAをはじめとするサッカーファミリーとの連携がより強固になる中、共生社会実現へ向けた活動は着実に前進しています。

障がい者サッカーによるJFAサッカー日本代表ユニフォーム順次着用開始

 障がい者サッカーに関わるすべての人々の長年の悲願である、障がい者サッカー日本代表によるJFAサッカー日本代表ユニフォーム着用が順次開始される歴史的な年となりました。デフフットサル女子日本代表が世界選手権優勝、デフフットサル男子日本代表が冬季デフリンピック準優勝、デフサッカー男子日本代表が世界選手権準優勝、ブラインドサッカー男子日本代表が自力でのパラリンピック出場権を獲得するなど、日本代表チームが大健闘を果たしました。

誰もが、いつでも、どこでも楽しめるサッカーとの出会いの場を拡充

 JIFF設立初年後から毎年開催している『インクルーシブフットボールフェスタ』では、新たに「障がい者サッカーチャレンジひろば」を取り入れ障がい特性や程度に応じてサッカーを楽しめる取り組みを開始しました。10月6日の世界脳性まひの日および10月10日の世界メンタルヘルスデーに合わせ『インクルーシブ推進WEEKs』として啓蒙活動を充実させ、入口を広げより多くの障がい当事者のサッカーに触れる機会を創出しました。

地域共創・まちづくりへの活用

 スポーツ庁やパートナー企業・行政・地域団体/チームと連携し、障がいの有無に関わらずまぜこぜでのウォーキングフットボールを活用しながら、健康増進と共生社会づくりを両輪で推進する取り組みを全国3拠点で展開しました。東京都港区内では、港区・港区教育委員会との3者連携協力協定を締結し、活動の充実をはかるとともに地域内の小中学校での年間を通じて障がいや障がい者サッカーについて学ぶ取り組みとも連携をはかり、障がい者サッカーのまちづくりへの活用を開始しました。

 今後も、7つの障がい者サッカーとサッカーファミリーおよびスポーツ界との連携を深め、共生社会実現に向けて活動してまいります。益々のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

2024年4月一般社団法人日本障がい者サッカー連盟 会長
北澤 豪

連盟概要

JIFFは公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の「関連団体」です。
JFAと協働し、ビジョンの実現と7つの障がい者サッカー団体の強化・普及を促進していきます。

理念

広くサッカーを通じて、障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツの価値を享受し、
一人ひとりの個性が尊重される活力ある共生社会の創造に貢献する

ビジョン

  1. 障がい者サッカーの普及に努め、社会に根付いたものとなることで、誰もが、いつでも、どこでもスポーツを楽しめる環境を創りあげる
  2. 障がい者サッカーの強化に努め、日本代表が世界で活躍することで、人々に勇気と希望と感動を与える
  3. 健全な組織の構築に努め、社会的責任を果たしていくことで、障がい者サッカーの価値を向上する

公益財団法人日本サッカー協会との関係

当連盟の役割
  1. JFAとの連携窓口
  2. 各団体の意見取りまとめ・調整
  3. 障がい者サッカー・スポーツの
    発展に向けた施策の企画・立案・実施
  4. 各団体の連携強化に向けた取り組みの実施
当連盟の役割

概要

名称
一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟
英文表記
Japan Inclusive Football Federation
設立
2016年4月1日
役員
会長
北澤 豪
副会長
佐々 毅(日本ソーシャルフットボール協会)
神 一世子(日本CPサッカー協会)
専務理事
松田 薫二(日本サッカー協会)
理事
魚住 稿(日本ブラインドサッカー協会)
鈴木 宏和(日本知的障がい者サッカー連盟)
浜津 哲也(日本ろう者サッカー協会)
日比野 暢子(桐蔭横浜大学)
宮本 彩(日本アンプティサッカー協会)
山木 譲(日本電動車椅子サッカー協会)
監事
樽本 哲(弁護士)
奥村 武博(公認会計士)
社員構成
  • 特定非営利活動法人 日本アンプティサッカー協会
  • 一般社団法人 日本CPサッカー協会
  • 特定非営利活動法人 日本ソーシャルフットボール協会
  • 特定非営利活動法人 日本知的障がい者サッカー連盟
  • 一般社団法人 日本電動車椅子サッカー協会
  • 特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー協会
  • 一般社団法人 日本ろう者サッカー協会
定款
事務所所在地
〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目4-18トヨタ東京ビル
障がい者サッカーに
関する相談窓口
03-3818-2031 平日(祝日をのぞく月曜日〜金曜日) 10:00~17:00

活動概要

「7つの障がい者サッカー団体の支援」「共生社会の実現に向けた事業」という
大きく2つの活動に取り組んでいます。

1. 7つの障がい者サッカー団体の活動支援

7つの障がい者サッカー団体の組織基盤強化、競技力向上、普及活動を支援します。

  • 障がい者サッカー日本代表の統一ユニフォーム制定
  • 障がい者サッカー共同事務局設置による7つの競技団体の強化・普及活動の支援
  • HPやSNS等による7つの競技団体の活動の発信
  • 障がい者サッカー全体の窓口
7つの障がい者サッカー団体の活動支援

2. 共生社会の実現に向けた事業

障がい者サッカーを社会に広く普及させ、障がい者と健常者との壁を取り除きます。

  • インクルーシブフットボールの実施および全国展開
  • 指導者登録制度(インクルーシブフットボールコーチ/JIFF普及リーダー)の整備・推進
  • 手話通訳費用補助制度の運用
  • 企業・教育機関向けの教育事業の推進
  • 障がい者関連イベントへの参加
共生社会の実現に向けた事業

情報公開

サッカーならどんな障害も超えられる。
JIFFガイドブック

日本障がい者サッカー連盟の
案内パンフレットです。
組織概要や活動について
掲載しております。
PDFをダウンロードできます
のでご活用ください。

PDFダウンロード
ANNUAL REPORT 2023
JIFF年次報告書

PDFをダウンロードできますのでぜひご覧ください。

2023年度年次報告書 2022年度以前はこちら

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